ああ、かの地

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フッと、かの地が香ったのだった

湖面は今日も、まるで音が聞こえてきそうな
あの水紋を揺らしているのだろう

まるで漂っているかの様な、あの水飛沫は
今日も人々を濡らしているのだろう

あの大衆食堂は、今日も、いつもの様に
40分ほど待たされるだけの旨さと湯気の中
悠久の時が流れているのだろう

とかなんとか言い始めたら
ああ、キリがなし、ああ、かの地

かの地よ

こちらは今日も、明日も、まーだまだ
毎日の中をまっすぐ伸びている線路を
見ずに見つめて、しかと目で追っている

2018.04.30 Monday 00:00 | comments(0) | - | 

漕ぎ出している

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今日もまた、小舟を漕ぎだすのだ
でも、小舟は漕ぎ出している

荒れる波、強い風、ザップーン一発
簡単に転覆してしまうことだろう

でも、今ここにあるオールもなかったし
水中に沈まぬための浮き輪もなかったし
素敵な陸地とつなぐロープもなかったし
まずは、漕ぎ出す術にお手上げだったし

し、し、し、し、ステキじゃないか

小舟はユラユラ静かに揺られて
これくらいだとちょうどいいねぇ
なんて、空を見上げて一服してんだ

小舟は漕ぎ出している

2018.04.29 Sunday 00:00 | comments(0) | - | 

阿佐ヶ谷ツープラトン、ありがとう!!

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4月28日土曜日、阿佐ヶ谷 harness
『Two Of Us Vol.6 』

「ソロ to ソロ to 合奏」の流れではない
「ソロ on ソロ, Let's 合奏」
いわば、黒水伸一&信夫正彦のワンマンライブ
初の試みだったツープラトンミュージック

決め事バチ!っと極まる瞬間の快感、と
瞬間の行方を嗅いだら、胸叩いて放つ快感

思いがけずに雨が止んだなら
もー少し歩いてみない?と言える勇気だったり
あちゃちゃー、迷子になったって
お〜わかった!そんな景色に辿り着いた時の
あんな火花を想像し続けていく勇気だったり

そんなLIFEの醍醐味、つまりは
それこそがLIVEの粋だ、なーんて
またひとつ染み込んだ嬉しfull!な夜でした

毎日の貴重なカウント、チックタックの中
もしも、何かしらのお土産になり得たならば
何かステキなことを口走ってしまいそう!で
なんとも幸いなる迸りー!であります

皆さん、ありがとうございました!!

2018.04.28 Saturday 00:00 | comments(3) | - | 

阿佐ヶ谷にてツープラトン!

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明日、4月28日土曜日
阿佐ヶ谷にあるナイスな空間、ハーネスにて

トリオで働かせるチームワークとは
すこし趣きの違う「いつものチームワーク」

新たなスパイス投入、いわば新メニュー
湯気ホッカホカ、は、いつもドッキドキ
お皿の上には黒水伸一と信夫正彦
こぼれるほどの特盛、溢れまするの一夜
そう!それが『Two Of Us Vol.6 』

オレの歌も、伸兄の唄も
此度のチームの音になってて凄く面白い
『K・S砲』によるツープラトンミュージック
ぜひぜひ、浴びてみてください

さあ、黄金に染まるぞー!な方も
チ〜トモ関係アリマヘ〜ンな方も
何はなくとも、まずは互いに無事で!

道中気をつけて、お待ちしてます!

ご予約・メッセージ等は コチラ へお立ち寄り下さい


◆2018.04.28(土)
阿佐ヶ谷 harness
” Two Of Us Vol.6 “
開場 18:30/開演 19:00
予約 ¥2,500/当日 ¥3,000(共に+ドリンク代)
出演:黒水伸一&信夫正彦
【お問い合わせ】harness
東京都杉並区阿佐ヶ谷南2-18-9
ゴールドビル阿佐ヶ谷B1
TEL:03-6454-6277

2018.04.27 Friday 00:00 | comments(0) | - | 

カニさん

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その歌を聴くたびに
エーンと泣いてしまっていた歌

雪一面の田んぼのどこかで失くしてしまった
お気に入りのネズミ型フェルト雑貨を思い出し
エーンと泣いてしまうのだ

雪の中で落としたことが
寒かろうに、寂しかろうにと
かわいそうでかわいそうで仕方がなかった

オレがエーンと泣く度に
ぬいぐるみの世界で元気に暮らしてるよ
兄貴がそう言って慰めてくれた
バカな子供ながらに
ぬいぐるみの世界はないだろうと思ったけれど
兄貴は優しいなぁと思った

今日、特に何も悲しくはなかったけれど
その歌が、アタマの中でずっと流れていた

そして、アリさん、だと思い込んでた歌詞が
カニさん、だったことを再確認
そーかそーか、何かしっくりこなかったわけだ

そして、ちょっとだけ記憶違いしてた
ベースラインが凄くよかった

そして、再確認の結果
サビしか覚えていなかったことが判明

2018.04.26 Thursday 00:00 | comments(0) | - | 

夕暮れ少し前の巻

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雨さえ上がってくれりゃあ御の字
だった、息子さん45歳

そこまで望んではいなかった
午後のお日様ピャーッ!に

なーにか、なんだか、ありがとう
や、ありがとうございました〜、と

ちっさくささやきながら
シャッターを押す夕暮れ少し前の巻

2018.04.25 Wednesday 00:00 | comments(0) | - | 

泳ぐのだ

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Kこと黒水伸一ならではのファンタジーと
Sこと信夫正彦ならではのファンタジーを

KとSならではのリアルを込めたファンタジーへ

ファンタジーを奏でるための
リアルなるリアルは、というと

「がー!すまん、もう1回!」
「…あ、2回か!すんません、か、回数〜!」

ある意味、ジツにファンタスティックな
オレたちの、このようなリアルは
トホホではなく、エヘヘ!なビートへ

そんな愛しきリアルを巻きつけて
ステキなファンタジーの海を泳ぐのだ

2018.04.24 Tuesday 00:00 | comments(0) | - | 

Dig it!

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Dig したものを dig it
びっくりするほど、Dig it!

意外だ、まるで想像もしていなかった
でも、あの日の予感はあたっていた

よく考えてみれば

はじまりも、きっかけも
人生を変えることになったであろう
「予感はあたっていた」からだった

よくよく考えてみたら

あれが、本当のはじまりの始まりで
一周まわって背中にポンとタッチ
35年の輪ってか!?ひゃー!!

つまりは、うん、そういうことだ
意外ながらも、げに納得

そして、背中をポンと押してくれた
あとどれぐらい歩けるだろう?

2018.04.23 Monday 00:00 | comments(0) | - | 

パンツ

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あら、ステキなことね
ではでは、うーん!なんて
大いにノビを楽しんで油断しようとしたら
好む好まざるにかからわず
乱暴な知らせだって受けとらされてしまうという
マッタク油断モ隙モナイ御時世!

人ん家だろうが
自分ん家だろうが
誰ん家!?だろうが
ここどこ!?だろうが
ジツに!楽しかった空間の中でも
ヒエー!突如暴力的に閉じ込められても

テメエのパンツさえはいてりゃ
大丈夫、なんとかなるものだった
なんとかなったのかはわからないけれど

人様のパンツは
たとえ全く同じパンツでも
やはり、どうにも居心地がわるい
何度か、とても助かったけれど

パンツを履かない方がなんとも楽チン
ジツに爽やかで気持ちヨイけれど
実際にパンツを履かないで過ごしてみると
自分も、人様にも、色々都合が悪かった

パンツを履きたくないのなら
人里離れた山深く、または無人島へ
しかし、まだまだやりたいことがあるので
そういうわけにはいかないのだ

そんなにオシャレじゃなくていいし
そんな風にキマってなくたっていい
テメエのパンツを履くのだ

2018.04.22 Sunday 00:00 | comments(0) | - | 

おかえりなさい

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磨り減ったブーツの底
便利なものがあるものだ
おかえりなさい

壁にすって破れたシューズ
当てのない思いつき、大成功
おかえりなさい

箱に入れて蓋をして、もう暫くは
置いておこうとした本当に本当のこと
おかえりなさい

風になびくほど長く育ちながら
いつの間にかいなくなっていた
右腕のアホ毛は今、やはりの銀色
いじらしい長さでキラっと光った

おかえりなさい、ただいま

2018.04.21 Saturday 00:00 | comments(0) | - | 
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