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モノクロの映像だからといって、実際がモノクロだったわけじゃない。時代に巻き込まれてしまった人達の貴重な、想像を絶する話。当たり障りのないことしか感じられなくなるのはとても怖い。想像し続けなければいけない。
シンガーソングライター信夫正彦の日々
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モノクローム
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モノクロの映像だからといって、実際がモノクロだったわけじゃない。時代に巻き込まれてしまった人達の貴重な、想像を絶する話。当たり障りのないことしか感じられなくなるのはとても怖い。想像し続けなければいけない。
今すぐ2ミリにしてくれ
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高校生だった頃、たくさんのお手本アルバムを激音でかけながら、それに負けじの激音でギターを鳴らしていた。部屋に居ながら様々なバンドのメンバーになりきっていた俺は、祖母が部屋に入ってきたことにも気付かず、汗だくでYEAH!だの興奮しているマヌケな様をよく披露していた。毎回毎回あまりの恥ずかしさに(今すぐ2ミリにしてくれ〜!)と祈ったものだった。結局見つけられずにamazonで注文してしまったアルバムが届いた。しっかり自分の血肉となっている、お手本だったアルバム。高校時代のバンド名を、タイトルから拝借したアルバム。
トントン
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トントンと肩を叩かれたような気がしたのでチラと見やるも何もなし。しばらくして、またトントン。以前カラスに頭を掴まれたことがある俺だ。すわ、今度はドリフばりにウヮンチでも投下されたか!?と見やるも問題なし。忘れかけた頃にプラットホームで煙草を吸っていると、またまたトントン。ほーう。俺は特殊能力は持っていないので都合よく考えることにした。「ああ、お久しぶりです。了解しました!」そして◯か×のどっちかしらん?と考えあぐねていたことを◯にしてみた。
ドタバタ炒飯
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ドタバタと炒飯を作っていたら、ずいぶん昔の一コマが頭を過った。同じ喜びや痛みを味わっていたはずなのに!という想いと、同じ空間の中で、ただ同じ酸素を吸っていただけだったんだな!という事実をガッチリ反芻するために。モグモグゴクン。リバース、モグモグゴクン。そして今日も自分に「けっぱれー、へこたれるなー」と言ってやるのである。必ずしも《同じ》である必要なんかない。ただ、こうしてエッチラオッチラ往く中で出逢うことができた貴重な《同じ》だけは大切にしていきたいのだ。…なんだか無駄に勇ましい気分になったのは、フライパンをタリャ〜!と踊らせていたからだろうか!?僕は料理が下手くそだ。けれど旨そうな炒飯が間もなく出来上がる。
車内コワい
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電車の窓から見た空の色。へぁ〜!緑と黄色をまぜたあんな色の空、初めてみたかもしれない。その色に染められてご機嫌にも不機嫌にも見えてくるビル群。まったく不思議な色だった!車内のアチコチで怖い、怖い!と声があがる。既に満席の車内に老夫婦が乗ってきたけれど人間が動く気配は一向になし。そして顔色ひとつ変えないお前の方がよっぽど怖い。
Ready Steady 笑!
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凄い。『bananaman Kick』傑作選ライブのDVD。当然だけど観に行った日の感じとは、また違った間や流れがあったりして新たに笑いなおし。ライブ。ライブなんだなぁ。副音声の、本人が語るオーディオコメンタリーの中で非常に頷ける言葉あり。それなんだと思う、ほんとに。
なるほど2008
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あるCDを探して何軒も訪ねてまわったが、カゲもカタチもなし。だんだんムカついてきたついでに、あの名盤はあるのか?イカした誰々のCDはどのくらい並んでんのか?なーんて眺めてみるも、カゲもカタチもなし。ほんとかいな!俺なんか全然マニアックでも精通してるわけでもないのに!アゴの長いマヌケな若者を(ここ来れば…やっぱりあった!嬉しいな〜)なんて、何度も何度も喜ばせてくれた大型店も、今や総合店ではいられないのだろう。ちょっとびっくりしつつ、なるほど2008年。
ギターあげるよ
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知らない人に「ギターあげるよ、好きな方いいよ。」って言われてる夢を見た。エレキギターが2本置いてある。いいのかなぁ?と戸惑いながらも、ちょうど新しいエレキが1本欲しかったし、音はいいし、形もよい。色は赤か緑。どっちも好きな色だ。迷っちゃうけど申し分なし!と思いきや、その知らない人の顔がイカさないキャラクターとなってボディにプリントされている。(シールでありますように…)と祈りながらコッソリその部分に触れてみるも、残念ながら塗装されているようだ。その一部始終に気づかれた挙げ句、物凄い剣幕で怒りだす知らない人。(ああ、甘い夢を見れば雷光る、だ…。この人誰なんだ…)と物悲しい気持ちでギターを抱いている俺。なんだこりゃ。
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